多分誰も見ていないだろうけれど、自分へのメモとして。主に進路に関して思案するお話。とりあえず、博士課程まで大学に残りたいって思うんだけど、問題はどの専攻でそれをするか。
節電の影響なんだかんだで2ヶ月半に及んだ長ーい、でも短い夏休みだった。やっぱり後2ヶ月くらい足りんw
夏休みの初めの頃、来年夏の院試で、計算機を専攻したいと思って、まずはフーリエ変換、複素関数などの応用数学をひと通り勉強した。あとは殆どただのバイト厨。社畜みたいなもんだった。月100時間くらい働いた。多分一番密度の濃い時期だったと思う。実際に大学院で専攻替えをした人の話とかもいろいろネットで調べた。
中盤に入って、お盆にはいつもどおり帰省し、東京に戻ってきたあとはまたバイトとかばっかりで、何をして過ごしたかよく分からない。けど、とりあえず他へ移るなら移るならで、ある程度研究室の見学は早い内に、と思ったのがこの頃w 遅い。
ある程度この頃には専攻ロンダの気持ちも固まりつつ、まだ生命に残る決断もするかもしれないって気持ちもあったので、とりあえず生命の一番自分が尊敬している先生のところへ話を聞きに行った。っていっても研究に関する話は0だけどw。
先生は自分が先行変えたいって半分思ってることもすでに知っているし、自分もあわよくばその決意表明をするつもりで行ったんだけど、1番に自分が聞きたかったのは、先生が博士課程に進学するって決めた時、どう言うことを考えての決断だったのか、だとか、博士課程修了後にはどんな道がひらけるのかっていうこと。「博士漂流時代」だとか、ちょっと経営に関する本とかも読んだりしていたので、その辺も少し聞いてみた。
考えてみれば、この時、この先生に話を聞きに行って本当に良かったと思っている。まずは博士までとったとしても、その学位を取った専攻に一生縛られるわけじゃないっていうのはよく分かった。それどころか、なんというか、うまく表現できないけれど、先生が最近している半ばビジネス?の事をきいて自分の見てた世界があまりに小さかったっていうのをすごく感じた。
この専攻をでたからこれはダメ、これだけしかできない、っていう時代は多分本当に終わってる。
◯◯屋と××屋、それぞれの専門家同士が一緒になってやっと新しいものが出来るような時代になりかけてる。それは専門家じゃなくても、できないわけじゃないけど、そういうのはもって3年なんだそうだ。やっぱり本当に必要なときに正しい知識を引っ張ってこれて、しかも俯瞰的に見られるのは、クッソつまらん基礎をやってきた専門家同士が一番ってこと。
生物学=クッソつまらん、これが自分の生物学に対してのこれまでの印象だったけれど、結局はこれほどつまらん基礎って他の学問系に比べれば生物とか医学とかその辺なんだろうな。だからこそ、これから今まで殆どさぼってきた(!)この基礎を何とか自分のものにしようと思った。
まぁ長くなったけど、後半。9月7日から1週間北欧旅行!死ぬほど楽しかった。特に好きだったのはフィンランドかもしれない。なにせ近いし、街は近代的で、人が優しかった。これからもフィンランド通うよ。そのうち写真アップする。
結局、いろいろ遊んで、まぁそれなりに気持ちの赴くままにふらふらと興味のある分野をオベンキョしてみた夏休みだったわけです。旅行中も少しだけ長距離電車で風景を見ながら考えたりしてたんだけど、自分は生物学系に残ろうと思います。実験系には正直行きたくないけれど。っていうかそれだったらやめるかもしれないけど。計算機がある程度触れるのが幸い、それをアドバンテージに、この分野の専門家になって、これからの世界に関わっていきたいと思うようになった。その時に生物系の分野がいるってなったらこえかけてもらえるように、色々な人脈ももちろんつくろうと思う。
そういうわけで、後期はそろそろ学問として真面目に生物系の人間を始めようと思います。
最後に、バイトとかしててよく思うこと。自分は2,3のプログラミング言語こそ触れるけれど、正直素質とかないということが分かったと言うか、限界が見えてきた気がしてる。第一、面倒くさがりだし。自分はこれこそがプログラマになりたくなくなった一番の理由な気もするんだけど、GUIとかユーザーの立場になって使いやすい配置とかそういうのを考えるのが苦手で、日常生活を良くする上でのソフトウェアを作るっていう方向には向かないのかなぁなどと思い始めたところで、他の方向性をこれからは探ろうと思う。