世間ではContents Management System(以下、CMS)としてWordPressが圧倒的に流行っておりますが、それ以外のフレームワークのお話です。
最近は企業とか、大学の研究室のWebページでもよく使われていますね。
僕の所属している研究室でもWebページを作り直したいと先生に頼まれたので、僕も始めはWordPressをサーバに置いてしまって、必要に応じて誰でも更新できるようにしたいと考えたのですがサーバのPHPがなんと5.1.6で古すぎてWordPressなんておけないということで、もっと用件の緩いものを探しました。
それが今回紹介するCMSimpleというものです。名前からして軽そうな感じがしますが、必要な要件はPHP4.0.4以上でOKのようで、データベースなども必要ないとのことでした。これなら行けそうということでvagrantでサーバを立ち上げて使ってみました。
軽量であることをのぞいた特徴としては、WordPressは記事を時系列に並べたりといったようなブログ的な感じのページが構築できますが、こちらの場合はその用途にはあまり向いていません。
必要があれば更新するような「作りっぱなしの」ページを作るのに向いているようです。研究室のページなどはばっちりそういった類いの者なので十分ですね。
インストールは解凍したものをサーバの上に置いてしまって幾つかのパーミッションを設定するだけで、非常に簡単でした。これも良いと思います。
http://www.cmsimple.org/doku/en/?Installation___Files-_and_Folders_Permissions
他言語対応などもできますが、ドキュメント周りが少々さっぱりしすぎてて試行錯誤が必要な部分は多少ありました。
他にもトップページの扱い(DirectoryIndexとかmod_rewriteを使うかなど)いまいちピンと来ない部分もあるのですが、基本的には使えるはず。